私はこの仕事に就く前は
パソコンの支援員をしていました。
小学校の授業の一環で行うパソコン授業のサポートです
1年生から6年生まで
パソコンを使ってお絵かきをしたり、算数の勉強をしたり
社会や理科では調べものをしていました。

40人近い子供たちに向かってパソコンの操作説明をします。
分からなくなったとたん騒ぎ出す子が出てきます。
私が説明を加えようとすればするほど
騒ぐ子が増えていって、先生のように大きい声で抑えの効かない私では
収拾がつかなくなってしまうという事態が起きます。
ちょっと待っててねと先に進んでしまうと
「わからない~~、鈴木さん、来て~~~」という子が増えてしまい
もうしっちゃかめっちゃか
45分ぴったりで終わらなければならない。
先にできた子は手持ち無沙汰。
手のかかる子は時間もかかる
パソコンですから想定外のアクシデントも勃発し
時間がないよ~と大パニックでした。
逆に指示がうまく通った時は
40人ピシっと同じ作業をしてくれて次に進めるという
気持ちのいい図式が形成されます。
これは1年生には分からないなとか
6年生だから一気にここまで説明しても大丈夫とか
毎回調整をしながら
40人中40人に伝わる表現を探していました。
100%を目指したとしても個人差がありますから
100にはなりきれないのですが
こちらのやりやすいように進めるとしっぺ返しをくらって
手間が増えてしまうのを身をもって体験しました。
ブログも同じで
知らないことを相手に伝える時、こちらは一生懸命書いていても
読者が「わからないから別のページを見よう」
になってしまっていたとしたら。
もったいないと思いませんか
どう書いたらより多くの人に伝わるのか
簡単です
90%以上の人が分かる言葉や表現を選ぶこと
そのためには
- 専門用語を多用しない
- 自分がふだん書けない漢字を使わない
- もともと知らなかった用語を使わない
小学5年生に分かるを意識すると
自分の想いが伝わりやすくなるでしょう。
本日もお読みくださりありがとうございました