コトバは作りださなくていい
文章を書く時に
なにかすごくいい言い回しを考えてみんなからうんうんそうそれなのよ、と言って欲しいとなにやらこねくりまわしたあげく、あれ、なんだっけになってしまうことはないでしょうか。

キャッチコピーや標語などは画像や解説が添えられているから成立するものです。または繰り返し啓蒙活動やCMを見て記憶に刷り込まれ、〇〇といえば〇〇という状況になるまで育てるものであるのです。
PTAはもう昔から使われている3文字英語でよく分からないけど、学校にいる大人の人達という意味が浸透していますが、ICTというのはいくら毎日イチローが宣伝しても、なんやろな、うちには関係ないだろうというところまでしか行っていません。実際に私は10年前「ICTサポーター」というのをしていたのですが、よく分かっていなかったし、お客様に覚えてもらおうとも思っていませんでした。
北川景子のダンナさんのDaigoは三文字で表わすのが得意ですが、あれは頭のいいDaigoが瞬時で作り出す「芸」であって、みんながあれ、来るぞ、と当てに行くところに面白味があって、しろうとがブログやフェイスブックに作って広めるものではありません。
読んでいると、そうそう、私それが言いたかったのよという言葉があります。
それをお借りしたらいいのです。パクリではありません。全部まるっと使いたい時は「引用」というスタイルをとればその文章が「主」でないとされた場合OKカウントになるのです。
お客様の言葉をもらうというのも手です。変えたくなってしまいますが、自然が一番!
自分で新しく言葉を作ろうとせず、今ある言葉の組合せを考える。他の人が使っている言葉を使う。その方が、分かりやすい、伝わりやすい文章になるのです。
PS 大好きなbacknumberの歌詞は聞いたことのある言葉の組合せが秀逸なんです
例えば大ヒットの失恋ソングでは
青いまま枯れていく
あなたを好きなままで消えていく
(ハッピーエンド)
奇をてらった言葉を使ってないですよね。
今日も愉しんで言葉遊びを!